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第4回 山田錦の未来を支えるウェビナー
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なぜ九平次は、兵庫に新蔵を建てたのか。 山田錦の原産地から拓く日本酒の新たな地平
- コロナ危機による宴席自粛などで純米酒や吟醸酒の消費が激減し、最高峰の酒米「山田錦」が大幅な減産に追い込まれています。
全国500の蔵元が使う原産地兵庫の山田錦が来年も作付けできるよう、自宅などで飲んで応援し、持続可能な酒米と酒づくりを蔵元や生産者と考えるウェビナー(オンラインセミナー)を神戸新聞社(協力:エルデベルグ平井)が、クラウドファンディング「エールファンド」を活用して、11月11日(水)19時から開講します。 -
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田と蔵の直結。ワイン目線の学びから始まった新しいトライ
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- 新型コロナ危機にひんする山田錦の日本酒を飲んで応援する「山田錦の未来を支えるウェビナー」。第4回は、兵庫県西脇市黒田庄町で山田錦を栽培し、新蔵を建てた萬乗(ばんじょう)醸造(名古屋市)が拓く新しい日本酒づくりの世界に迫ります。
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パリの三つ星レストランで人気の「醸し人九平次」の挑戦
- 全国に多くの日本酒ファンを持つ「醸し人九平次」は、パリの高級フランス料理レストランで扱われる日本酒です。蔵元の萬乗醸造は、2010年から山田錦の原産地である北播磨の北部にある黒田庄で田んぼを借りて山田錦の栽培を始めました。
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日本酒ファンを驚かせた北播磨・黒田庄の新蔵
- 農業法人を立ち上げるなど黒田庄での山田錦の栽培を本格化する一方、フランス・ブルゴーニュでワイン醸造業を始めた萬乗醸造が次に選んだのが、山田錦の栽培から醸造までを一体化する新しい日本酒蔵の建設プロジェクトでした。
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新蔵建設へと突き動かした原産地兵庫の山田錦のクオリティーへの想い
- 畑とブドウ、ワインを一体的に見るシェフやソムリエのワイン目線を感じる中で、醸造家が求める日本酒を具現化する兵庫産山田錦のクオリティーとその原産地・北播磨のテロワールをしっかり世界に示したいという思いが湧き上がったからでした。
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水田と日本酒の物語を、世界目線の舞台に
- 日本酒の凄みを知り、さらに深く知りたいと思った海外の人々が求める本質や歴史が詰まった山田錦の原産地から、日本の農村と米と日本酒の物語を発信する取り組みがいよいよ始まります。
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エールファンド「第4回 山田錦の未来を支えるウェビナー 九平次の新蔵。山田錦原産地・北播磨から拓く日本酒の新たな地平 萬乗醸造」 開催日時 11月11日(水)19時~20時半
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登壇者
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金子 敦司さん
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- 萬乗醸造の兵庫・黒田庄の山田錦栽培と新蔵「黒田庄蔵」の醸造責任者。東京農業大農学科卒業後、2007年に萬乗醸造入社。山田錦の栽培を久野九平治社長に進言したのをきっかけに、酒米の王者でありつづける山田錦の原産地、兵庫県に移り住み、栽培の取り組みを始める。「他県の酒造会社としては兵庫での山田錦栽培は世界初」と胸を張る。5人の仲間と、15ヘクタールの水田で山田錦を栽培。年明けから酒づくりを始める。
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藤田 円香さん
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- 西脇市商工観光課。西脇市観光協会の職員。大阪のデザイン・印刷会社を経て、2015年から西脇市職員に。パンフレットの作成からイベントでの物品販売まで、西脇市の観光関連の事業に励む。市内では半世紀以上ぶりとなる萬乗醸造の酒蔵への市民の期待を感じながら、特産の山田錦と「九平次」の魅力発信にも取り組む。
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コーディネーター 神戸新聞編集委員 辻本 一好
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- 江戸時代から生産量日本一であり続けてきた神戸・兵庫の日本酒と最高峰酒米の歴史と今を掘り下げた連載「兵庫に乾杯」は、兵庫県のホームページで英訳版とともに紹介されている。連載をきっかけに、アメリカの公共放送PBSの世界の食文化を紹介するシリーズ「original-fare」で、兵庫・神戸の酒米と日本酒文化をテーマとした番組が制作され、11月後半から米国などで放送される予定。
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司会 スザンカ
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- チェコ出身。日本文化に魅力を感じ、神戸大で国際学を学ぶ。国際交流事業のコーディネーターや日本酒セミナーの司会を務める。
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参加ルール
- このウェビナーはビデオ会議アプリ「ZOOM」を使って開催します。「販売商品一覧」の中から、山田錦支援セット(ウェビナー参加 + 登壇蔵の日本酒 + オリジナルお猪口)のいずれかを購入いただいた支援者に、ウェビナーの案内をメールで送ります。自宅などでパソコン等を使って参加してください。ウェビナー当日までに日本酒とお猪口を送付します。
ウェビナー当日は、前半にシンポジウムの形式で登壇者の話を聞いた後、お送りした山田錦の酒などとお猪口で、登壇者といっしょに乾杯してください。後半は支援者にチャットで登壇者への質問やコロナ危機を打開するためのアイデアなどを出してもらい、登壇者やコーディネーターで共有し話し合います。ふだん日本酒を飲んでいる料理店のテイクアウトなどを用意するなど、いろんな形で楽しんでいただければ思います。
*10月30日(金)までのお申し込みで当日までに日本酒をお届けいたします。それ以降のお申し込みにつきましては、ウェビナー終了後の発送となります。
*ウェビナーのご案内は神戸新聞社のメール(@kobe-np.co.jp)から開催1週間前までにお送りいたします。迷惑メール設定など事前にご確認ください。万が一、届かなった場合はウェビナー事務局の三宅(miyake-hd@kobe-np.co.jp)までお問い合わせください。 -
共催 兵庫県酒米振興会