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昨日をもってエールファンドを締め切らせていただきました。 おかげさまで、目標もクリアし、ご支援・応援してくださった皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。 勿論、これからが本番ですので、ご協力いただきました皆さまに恩返しができるよう、イベント運営も頑張ってまいります。 尚、返礼品につきましては、発送の準備を進め、9月中旬より出来次第、順次発送させていただきます。 10月に開催する神戸ジャズストリートの本番で皆さまにお会いできるのをスタッフ一同、心より楽しみにしております。 この度は、誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願い申しあげます。
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- みなさまのあたたかい応援、ご支援のおかげで、終了前に目標金額を達成することができました。誠にありがとうございます。みなさんのご支援を背に、一層頑張って10月8・9日に開催する神戸ジャズストリートを成功させたいと思います。7月31日までプロジェクトは続きますので、終了まで引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。尚、返礼品の発送は9月中旬ごろを予定しておりますので、何卒よろしくお願い申しあげます。
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神戸ジャズストリート実行委員会からのメッセージ
- 日本のジャズ発祥の地、神戸の秋を彩ってきた「神戸ジャズストリート」の存続が危ぶまれています。1982年から2019年まで38回続けてきましたが、これまで支援いただいていた企業のみなさんの協力が年々減るなど実行委員会は資金難に陥り、コロナ禍でもあったため、一昨年、昨年と2年間中止せざるをえませんでした。
神戸ジャズストリートは、「ポートピア81博覧会」のイベントの一つ「ポートピア・インターナショナル・ジャズフェスティバル」がきっかけでした。その後、港町・神戸らしい、国際色豊かな催しとして、多くの人たちに親しまれてきました。今では全国各地の街が、神戸を模して同様のイベントを開催しています。
阪神・淡路大震災に見舞われた1995年には「心の復興はジャズの響きから」というメッセージを掲げ、マーチングバンドのパレードが震災の爪痕残る街並みに陽気なスイングを響き渡らせました。「元気をもらった」という声をたくさんいただき、われわれも音楽の力をあらためて感じました。
しかしながら現在、運営を担ってきたわれわれの力不足もあり、資金難のほか、演奏者や委員会の高齢化といった問題に直面しています。このまま歴史ある「神戸の宝」の灯を消してしまうのは、身が引き裂かれる思いです。
「誰もが楽しめるこのイベントを若い人たちにも知ってもらいたい」「ジャズという素晴らしい文化に触れてみてほしい」「なんとか孫やその子たち、次の世代のみなさんにバトンを渡したい」。それが、われわれの願いです。
神戸の街に息づいてきた「神戸ジャズストリート」。3年ぶりの復活、次世代につなぐ新たなスタートのために、みなさんのお力を借りることはできませんでしょうか。
※「第39回神戸ジャズストリート」は、海外からのアーティストの出演はございません
神戸ジャズストリート実行委員会 委員長 田中千秋 -
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ジャズストリートって、神戸から生まれたの?
- これはファンの方から、よく聞かれます。その答えの前に、ジャズが生まれたニューオリンズの街の中で、有名な通りの名を思い出してください。
そう、ベーズンストリートに、バーボンストリート、バーガンディストリートなど。これらはジャズの題名でご存知でしょう。
ではニューヨークの街では? ここの通りの名はみんな数字で呼ばれています。分かりやすくていい面もありますが、中心の5番街を南北に、東西に走る通りにも味気ない数字でよばれています。
1930年代にジャズのナイトスポットが軒を連ねていましたのは52丁目です。そこのナイトスポットには有名なジャズメンが毎夜出演していたもので、店も有名になったのでしょうけれど・・・。
その頃、ジャズ・スポットに好んで通うジャズ・ファンたちが交わす言葉がありました。「どう、今夜ストリートへ行ってみない?」。そうです、ストリートというだけでジャズを聴きに出掛けることでした。ところが今はもう昔日の面影もなく廃れきってしまい、同時に「ストリートへ行こう」という合言葉も聞かれなくなったようです。 -
- さて、ここから神戸の話になります。神戸の繁華街の三宮、元町から北に向かって山手地域は古くから外国の領事館があったり、外国人が多く住みついている住宅地域でした。
1977年にNHKの朝のテレビ小説「風見鶏」がきっかけになって、お洒落な店が並ぶようになり、ジャズを聴かせるライブハウスの看板も見られるようになりました。
その中心は中山手通、山本通、北野町という地域ですが、これらは東西に長く延びていて、人々が上下する坂道には名称がないという不思議なところです。
東から不動坂、北野坂、ハンター坂、そして古くからあったトアロード(Tor road)と。このトアロードも誰がつけたのか、また説はいろいろとあります。
でもこの坂の上がりきったところに<東亜ホテル>が明治の頃からあって、また、ここが神戸のジャズ発祥の拠点となって、大正のころは社交ダンスに夢中になっていたモガ・モボが通い慣れた坂道と聞きます。
そうそう北野坂は阪急の三宮の北側から山手に向かっての道ですが、その途中までは坂の傾斜もないのに北野坂と名付けたのはおかしいと言い出した人がいました。
40年前、ここでスタートした<神戸ジャズストリート>の初代実行委員長の末廣光夫が約1キロにわたる北野坂を<Jazz Street>と名付けようと言い出し、そのうちそれが通り名になってきました。パレードが始まったのは震災の年でしたので、その13年後のことです。
今、このストリ-トの石畳の歩道には<Kobe Jazz Street>のプレートが8枚、しっかりとはめ込まれています。見知らぬ旅人にも<ジャズストリート>の本家本元はここにありと静かに足元から告げているように・・・。 -
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第39回 神戸ジャズストリート2022 開催概要
- ❐開催日
2022年10月8日(土)、10月9日(日) 両日とも12:00~17:00
❐主催
神戸ジャズストリート実行委員会、(公財)神戸市民文化振興財団
❐会場
神戸倶楽部/北野工房のまち/神戸女子大学教育センター/カフェ ド パリ/ソネ/インドクラブ/神戸バプテスト教会/ホテル北野プラザ六甲荘/PIPELINE
❐チケット
1日券¥4,600 (前売¥4,100)
両日券¥8,700 (前売¥7,700)
※入場券代わりの「リストバンド」で各演奏会場はフリーパス
❐後援
兵庫県、神戸市、(公財)兵庫県芸術文化協会、オランダ王国大使館、駐大阪・神戸米国総領事館 、神戸新聞社、ラジオ関西、サンテレビジョン、神戸っ子、みなと銀行、みなと銀行文化振興財団、PIPELINE
❐協賛
サントリー酒類(株) -
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