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念願だった単独公演への想い
- ウクライナ・オデーサ出身で神戸でバレエ講師をしているコズロヴァ・ユリヤ(IBCインターナショナル バレエ カンパニー代表)の呼び掛けにより、2022年4月下旬から5月上旬にウクライナから避難されてきたバレエダンサー達(6名)とご家族(総勢14名)方々がここ神戸市で避難生活をされています。ロシア侵攻前、オデーサ国立バレエ団でプロのバレエダンサーとして活躍していたマラ・ヴァレリアもその一人です。
当初は、生活の基盤を築き上げここ神戸に慣れ親しんでいただくのとバレエでのお仕事を見つける活動をされてきましたが、そう簡単ではありませんでした。
それでも支援者の皆さまのおかげにより、いくつかの公演やコンサートからのお誘いで出演をさせて頂きました。 -
- しかし、8月に予定していました今回の芦屋大学とのコラボによる単独公演もコロナ禍の影響で中止延期となり、不安を抱えながらレッスンに励む日々が続いていましたが、多くの方々のご支援もあって、ようやく今回3月24日に初めて自分たちの公演を開催できることになりました。
現在は、祖国のウクライナに帰国された方々もおられ、2名のバレエダンサーだけですが祖国への平和の想いと日本への感謝の気持ちをこの公演を通してお伝えしたいと思います。 -
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第1回バレエ公演『ラ・ぺリ』について
- ◇2023年3月24日(金)19:00開演(18:30開場、20:00終了)
◇芦屋ルナ・ホール(芦屋市精道町7番6号)
電話番号:0797‐31‐2121(代表) -
【ウクライナ人バレエダンサー】
マラ・ヴァレリア (ウクライナ オデッサバレエ団 ソリスト)
イザベラ・アンナ
【日本人バレエダンサー】
芦屋大学の学生
【振付・構成】
コズロヴァ・ユリヤ -
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IBCインターナショナル バレエ カンパニーの活動について
- ~世界のバレエ界発展のために~
日本に避難されてきているウクライナのバレエダンサーたちは、いつウクライナ帰れるか非常に不安な状況が続く中、日本の支援体制もいつまで続くか先行きが見えないな状況です。
ひと言にウクライナ支援といってもいろいろな形がありますが、これまでウクライナ人道支援といったコンサートや公演などいくつか開催されてきていますが、どれも一度限りなものや単発的なものが多く、避難されてきたバレエダンサーたちへの日本での生活基盤を支えるような持続可能なものではありませんでした。
インターナショナルバレエカンパニーは、ウクライナから避難されてきたバレエダンサーたちの日本での持続可能な生活基盤を確立するとともに日本人バレエダンサーのレベルUPと成長への環境づくりをすることで世界のバレエ界の発展に努められればと思っております。
まずは、彼女たちの現状や素晴らしいウクライナの芸術、バレエの本場であるヨーロッパのバレエを知ってもらいたく、色々な方々のご支援やご後援にてチャリティー公演に参加させて頂いたりイベントを開催させて頂いています。各方面、皆さまのご協力に深く感謝を申し上げます。
ぜひ本場バレエを身近に触れ合うことができるこの機会に・・・
日本のバレエ界で生きることを夢見る小さなバレエダンサーたちの育成や一緒に共演してくださるバレエ団や団体を広く募っていきたいと思っていますのでご機会のご縁をお待ちしています。
夢は・・・
いつか将来・・・このおしゃれな街神戸で・・・
日本のダンサーや音楽家と共に活動ができる場が欲しいです・・・
ディナーを楽しみながら公演を楽しめる小さな劇場ができれば・・・
日本でも、もっと身近にバレエを感じて貰えるかとの思いで・・・
そしてウクライナの復興の際にバレエを通して交流ができたら理想だと思っています。IBCメンバーにどうぞご協力宜しくお願いいたします。
IBCインターナショナル バレエ カンパニー 代表 コズロヴァ・ユリア
トータルコーディネーター 高力 亮 -
- ~昨年の活動実績~
◇6月25日:守山俊吾先生によるウクライナ人道支援コンサートにて
ドブリャンスカ・オレナが『瀕死の白鳥』を踊る
◇8月20日:芦屋ルナ公演 新型コロナウイルス感染拡大による公演延期
◇8月1~5日:東京にてコンクール審査員
◇9月25日:PIBCエキシビション出演 in OSAKA
◇11月12・13日:DANCE BOXにて公演