-
プロジェクトのポイント
-
①大奥にも献上された"日本で最もめでたい"「高砂染」
-
②高砂染の柄を、令和の感性で「風呂敷」としてデザイン
-
③どこよりも早く手に入る特別なプロジェクト
-
-
【幻の祝福柄×現代のデザイナーの協創】令和をことほぐ「高砂風呂敷」
- 「高砂染」は、江戸時代に姫路藩から幕府に献上されていた幻の染物。現高砂市にある「相生の松」に由来した、"日本で最もめでたい染め物"です。
- 明治維新後衰退し、昭和初期に一度は途絶えてしまった「高砂染」。
株式会社エモズティラボは2018年、2つの高砂染の創業家と協力し、この幻の高砂染を復刻することに成功。展示会や「a.m.ta高砂扇子」の製品化など、かつての地元の献上品が令和の時代にもう一度盛り上がりを見せています。 -
- ▲令和二年正月帝国ホテル東京にて。往時の技法で復刻した高砂染着物。
- また、近年の研究では、江戸幕府大奥の重鎮として、ドラマでも数多く登場する「滝山」が贈答していたという記録が見つかり、大奥でも高級品として扱われていたことがわかりました。
- 今回は、「高砂染」の祝福の柄を、新進気鋭のデザイナーたちが「風呂敷」としてリデザイン。プレゼントやお祝いの場にうってつけの、「ことほぎ」の心が表現された一品が出来上がりました。
-
「a.m.ta 高砂風呂敷」
-
【特長①】日本で最もめでたい「高砂柄」
- 「高砂柄」は、徳川家の筆頭祝言曲(最もめでたい曲)であった能『高砂』をテーマとし、高砂神社の相生の松を意匠化した複雑精緻な美しい模様が特徴です。
-
- ▲唯一現存が確認される江戸時代の絹縮緬高砂染着物。無限に続く「高砂神社の相生の松」の松枝柄と、祝福を表す吉祥紋を立体的に重ねた図柄が、独特の美しさをもたらしています。
-
-
- ▲『高砂』に謡われた雌雄一体の「相生の松」(上)と、相生の松が鏡板に描かれた高砂神社の能舞台「神遊殿」
-
- ▲能「高砂」に登場する尉(じょう)と姥(うば)。イザナギ・イザナミの化身であり、多くの高砂染には、二神の持つ「熊手」と「箒」が描かれている。
- 大平の世の永続、夫婦和合、長寿…
「高砂柄」には、そんないつの時代にも変わらない、人々の幸せへの願いが込められています。 -
【特長②】新進気鋭のデザイナーたちによる新しい祝福の柄
- 実は「高砂染」の染め型はほとんど残っていません。
わずかに残る江戸時代の古布の端切れから、今回のプロジェクトに合わせて高砂柄を抽出。 - 新進気鋭の地元のデザイナーたちがそれぞれの感性をぶつけ、「新時代にふさわしい祝福」をテーマにデザインしています。
-
-
-
【特長③】正絹風呂敷を京都で仕上げ
- 風呂敷の生地は、絹100%の縮緬生地を使用。京都で一つ一つ丁寧に仕上げています。
-
-
「a.m.ta 高砂風呂敷」の使い方
- 「高砂染」は日本で最もめでたい柄。
贈答品の包みに使うことで、相手に「ことほぎ」の心を表現できます。 - 風呂敷なので、箱に入ったお土産から日本酒の一升瓶まで、あらゆるものを包むことができます。
-
-
今回製作する製品とリターンについて
- 今回のクラウドファンディングプロジェクトでは、3つのサイズの「a.m.ta. 高砂風呂敷」を作ります。
【寸法】
約45cm×約45cm(中巾)…熨斗袋、金封、お弁当などに。
約68cm×約68cm(二巾)…最も一般的なサイズ。菓子折り、ワインボトルなどに。
約90cm×約90cm(二四巾)…一升瓶などに。 - 【素材】
正絹(シルク100%)縮緬生地
【柄】下記の16種類の柄からお選びいただけます。
※下記デザインサンプルは、25cm四方を切り取ったイメージで作成しています。
※ページ内の画像はデザインを合成したイメージ画像です。画面上での色味と、実際の色味やは多少異なることが予想されます。ご了承ください。また、実物は縮緬地のためシボがあります。 -
-
-
大奥でも高級品だった幻の「高砂染」
- 「高砂染」は、徳川家13代将軍家定、14代将軍家茂の時代に、将軍付の御年寄として活躍した「滝山」の日記に、贈答品として扱っていたという記録が残っています。滝山といえば、『大奥』や『篤姫』などのドラマでも、重要な役として登場する人物。高砂染が高級贈答品として大奥で扱われていたことがわかります。
-
- ここまで産業として大きくなったのには、相生屋井上勘右衛門と紺屋尾崎庄兵衛の2人が創業家として関わっていると言われています。彼らの尽力により、高砂染は一世を風靡する型染の着物となりました。しかし時代の流れには逆えず、昭和初期に産業として廃絶。約100年前に途絶えてしまいます。姫路城下は戦火で焼失し、現存している当時の絹の着物は縮緬地の一着のみ。木綿地の古布が稀に発見される程度です。
-
- しかし現在では、2つの創業家のご子孫と協力し、令和の時代に返り咲こうとしています。現在、姫路市書写の里・美術工芸館で企画展を開催中。
姫路市書写の里・美術工芸館
開館25周年新春特別展示「高砂染展―播磨型染、ことほぎの美―」
3月22日(日)まで -
サンテレビ・HYOGOへエール!プロジェクト
- ==================================
本プロジェクトは、「サンテレビ・HYOGOへエール!プロジェクト」として株式会社サンテレビジョンと株式会社エモズティラボが協働して取り組んでいます。
「サンテレビ・HYOGOへエール!プロジェクト」では、兵庫県で活躍する特色ある企業や団体を応援しています。
==================================
株式会社エモズティラボは、高砂染を再興を掲げ、能『高砂』の祝福の精神を未来に伝えていくことを目指しています。
2017年に往時の技法とともに「高砂染」を復刻したことを皮切りに、「日本で最もめでたい染物」は今、世界に向けて羽ばたき始めています。 -
- 新ブランド「a.m.ta.(アムタ)」は、Aioi-no-Matsu in Takasago」の意味。新時代にふさわしい、新しい「祝い」の形を提案していくブランドにしていきたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 -