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「ことまど」=教育×ICT×新聞
- 「ことまど」は、パソコンやタブレット端末を使って、本格的な新聞を簡単につくることができるクラウド型アプリです。学校教育現場で進む情報通信技術(ICT)導入の動きを受け、神戸新聞社が2017年に開発しました。現在、兵庫県を中心に、約40校・3600人の児童・生徒のみなさんにご利用いただいています。
この「ことまど」を活用し、一般の方々に世界でひとつだけの新聞をつくってエールを送ろうというのが、記念新聞「ことまど+(プラス)」です。 -
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調べ学習の成果をまとめ、発表する際に最適なツール
- 「ことまど」というネーミングは、子どもたちが学んだことを正しい「言葉」で表現し、新聞形式にまとめながら的確に発信する際の「窓」にしてほしい、という意味を込めました。地域イベントや生涯学習など、各種シーンでの利用も始まっています。学校などで新聞を教材として活用するNIEとICTを掛け合わせ、新聞社ならではの展開を図っています。
- 調べ学習の成果をまとめたり、遠足の様子を報告したり…。各自の端末から同時に作業できることも特長で、次期学習指導要領で重視する「主体的・対話的で深い学び」を実現します。ICTを生かした遠隔地との交流授業を見据え、完成品のPDFには固有のURLが発行可能で、互いに発表しやすい機能を備えています。
新聞作りをする過程はNIEと同じですので、書く力や伝える力を学ぶ授業で効果を発揮します。 -
教育と新聞の親和性を生かし、人づくり、地域づくりへ
- ICT教育の流れに沿い、NIEを進化させるイメージで開発したツールが「ことまど」です。記事を基にしたワークシートなども含め、教育と親和性の高い新聞を用いて、人づくり、地域づくりにつなげます。
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「ことまど」を使ってメモリアル新聞づくりを
- ・結婚から半世紀の「金婚式」
・干支が一巡して誕生年の干支に還る「還暦」
・結婚や出産
・叙勲・褒章の受章
・愛するペットとの別れ…
人生にはさまざまな記念日や節目があります。そんな特別な日の喜びや、大切にしたい思い出などを記事に仕立てた「メモリアル新聞」をつくりませんか。 自宅に飾って眺めるもよし、お世話になった友人・知人らに配るもよし。
神戸新聞社がつくる、世界に一つしかないオリジナルの新聞です。 -
「想像以上の仕上がり。毎日読み返しています」
- 試みにつくった人からは、次のような感想が寄せられています。
「思っていた以上に、いい新聞ができあがり、驚きました。毎日、読み返しています」。
2019年、金婚式を迎えた、兵庫県加西市のご夫妻。 半世紀におよぶ夫婦の絆を振り返ろうと、メモリアル新聞を申し込まれました。
メモリアル新聞は、申し込みがあった後、神戸新聞社からアンケートをお送りし、その回答をもとに神戸新聞の記者が記事を執筆する、というステップで作成されます。
ご主人は「質問に答える形のアンケートなので、書きやすかったです」とのこと。新聞は約1カ月で完成します。カラーで印刷され、仕上がりも本物そっくりです。
今では、額を購入して自宅の応接間に飾ってくれています。お子さんの家族にもプレゼントしたといいます。「来客があったときも、飾っていると話題になります。人生の節目に、いい記念になりました」と喜んでおられます。 -
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手続きは簡単
- お申し込みいただいた「メモリアル新聞」の種類に応じて、記事を書くために必要な情報をお尋ねするアンケートをお送りします。「金婚式新聞」「還暦記念新聞」など題字も自由に決めていただくことができます。記入いただいたアンケートと写真2枚をもとに、神戸新聞記者がクラウド型アプリ「ことまど」を使って製作します。アンケートや写真のやり取りはメールでも郵送でも可能です(紙焼きした写真の場合は新聞製作完了後、お返しいたします)。
※商用利用のお申し込みは、お断りする場合がありますので、ご了承くださいませ。 -
手順
- 「エールファンド」で申し込みます。
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神戸新聞社からお送りするアンケートに記入し、写真とともに返送いただきます。
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神戸新聞記者がアンケートをもとに記事を執筆。完成後、新聞をお送りします。